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東京へ転勤しても高知の合唱団で活動を続けられる理由

高知県出身の当社社員が、入社後 高知県のオフィス(KTC)で社会人をスタートし、その後 東京本社への異動辞令を受け、一度は地元での個人的な活動(合唱団)を諦めましたが、当社の「柔軟な働き方(ワーケーション制度)」により地元での個人的な活動を継続、ワークライフバランスを実現している、というエッセーです。

【 社員エッセーはここから 】

■合唱団について
高校時代の部活動のOG(卒業生)が集まり、2年前に結成された合唱団。
現在約20名が所属し、指揮を振るのは退職した高校時代の顧問、団長は同学年の友人です。
私の母校は、約10年前まで県内の合唱強豪校として全国大会に度々出場していました。当時は約80名の部員がいましたが、新型コロナウイルスの影響で現在の部員数は10名強まで減少してしまいました。
合唱の楽しさを在校生にも知ってほしい、卒業生として何かできないか。そして、世代を問わず歌を通して表現する楽しさを見出し、母校のみならず高知の合唱を盛り上げたいという思いからこの団は結成されました。現在は、大会への出場やイベントへの参加などを行っています。

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■高知(KTC:高知テクニカルセンター)勤務で合唱団に参加。しかし...
当社は高知市にKTC(高知テクニカルセンター)というオフィスを持っています。
私は入社から長らくKTCで勤務しており、合唱団に参加した当初から練習や大会へ参加していました。
しかし、参加し始めて数ヶ月後、初めての大会を終えたタイミングで東京への転勤が決まりました。
物理的に距離のある場所への転勤だったため、決まった段階で団員には「残念ながら、活動はやめざるを得ない」と伝えました。

■東京へ引越して数か月後、あることに気が付く
引越して数か月。生活が落ち着いてきたころに団員から
「結成して初めての夏の大会だから多くのメンバーで参加したい。けど、東京だと参加できないよね?」と連絡が届きました。
個人的には参加したい気持ちがあったのですが、個人練習はできても大会期間に休暇を取っての長期帰省はできないな、と考えていました。
そんな中、あることに気が付いたのです。
「会社の『ワーケーション制度』を利用すれば大会期間に長期で高知に帰省できるのでは?」と。
早速 自分の上司、チームメンバーに相談したところ、業務に支障が出ないと判断され高知での業務が承認されました。
これにより休暇を取得せずに高知に勤務していた時と同じように、業務を行いながら合唱の大会に出場することができたのです。
(別の友人から「本当に都内へ転勤したのか?」と聞かれるほど精力的に活動させていただきました。)

■昨年の大会参加時のワーケーション利用方法
4月~6月:
・都内で個人練習を行い、週末を利用して帰省し合同練習に参加。
7月(大会本番):
・大会前は練習を強化するため、できるだけ多く合同練習に参加
・外部講師によるレッスンは大会週の平日夜にあり、大会は週末に開催されるため、通常であれば複数回の帰省が必要。しかし、ワーケーション制度を利用して1週間ほど高知で業務を行ったことで、有給を消化する必要なく練習参加が可能に。

■ワーケーション制度ってありがたい!
ワーケーション制度は育児や介護だけでなく、個人の活動の幅を広げることができる大変ありがたい制度です。
私以外にも高知県外から活動に参加しているメンバーがいますが、休暇の日数等の調整が難しく、当社の働き方(ワーケーション制度)には驚かれることが多いです。
今年度も、ワーケーション制度を利用して継続的に大会やコンサートに参加する予定です。
当社の制度や製品があってこそ実現できている活動なので、大変感謝しています。