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はじめての介護

e-Janネットワークスではテレワークする社員が大勢の中、社員間のコミュニケーションを活性化する事を目的の一つとして自社開発したCrossCom(参考ブログ※)という日報システムを運用しています。
そのCrossComの中で、リーダー社員が持ち回りでエッセーを公開しています。今回は、実家で祖母の在宅介護に直面した従業員(30代女性)のエッセーをご紹介いたします。
20250604
【 社員エッセーはここから 】
何について書こうかなと悩んでいたのですが、私の中では大きな出来事だった「在宅介護」について書いていこうかと思います。

私は現在、実家に住んでいます。
母と祖母と自分の3人(プラス猫1匹)で暮らしていたのですが、祖母が「要介護2」と認定され、2023年11月から2024年5月までの約半年間、在宅介護生活を過ごしました。
※要介護2は日常的な動作は自分でできるものの、介助が必要になるシーンが多い状況です。例えば、立ち上がりや歩行が困難、爪切りや着替えなどの日常生活での介助が必要であれば要介護2です。

トイレやお風呂は祖母自身でできるので、私と母がやることとしては食事を作るのと着替え(靴下とか)を手伝うくらいでした。
ただ、1番大変だったのは「問題行動(放浪など)」と「問題発言(過度な自虐など)」でした。家で1人にしておくと、何をしでかすのかわからないのです。最悪の事態にならないように、「入居先施設が決まるまで母と私のどちらかは常に家にいるようにしよう」と決めて在宅介護生活をスタートしたのでした。

祖母の問題発言を受け流しつつ、変な行動をしないか見張りつつの状態で仕事ができるe-Janネットワークスの環境と製品は本当にありがたかったです。
おかげで介護と仕事が両立でき、介護休暇を取得することなく、祖母が施設に入居したことで私と母の在宅介護生活は終わりました。

ただ、ひとつ確実に言えることとしては、「介護と仕事の両立をずっと続けることは私には不可能だった」ということです。
介護によって介護者は多かれ少なかれ必ずダメージを受けます。
また、認知症の進み具合によっては仕事との両立が物理的に不可能なケースもあると思います。私はたまたま運よく仕事と両立できましたが、少しでも無理だと思ったら迷わず介護休暇の取得を検討することをおすすめしたいと思います。

また、「ウチのじーちゃんばーちゃんはめっちゃ元気だし介護は想像つかないな〜」と思っている人もいるかと思いますが、以下について早めにチェックしておくことをおすすめします。
・介護認定の内容と流れ
・ケアマネージャーの探し方
・近所の介護施設
介護は唐突に始まります。早めに知っておいて損はないです。


関連ブログ:
「仕事」と「育児」と「介護」の両立(社員エッセーより)

参考ブログ:
日報がテレワーク時代のコミュニケーションの場に!?日報システム「CrossCom」