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自宅を快適な仕事場にするためのポイント

私たちe-Janネットワークスは新型コロナウイルスの流行をきっかけに、2020年4月から在宅勤務を原則とした働き方に移行しました。仕事場がオフィスから自宅になった結果、体調や仕事の効率面などで問題が生じた人もいました。そこで、各々が「どうすればオフィスのような快適な仕事場をつくれるか?」という課題に対して、各々が毎月支給される「テレワーク手当」を利用し、自宅の環境を整えていきました。

今回は、丁寧に工夫を重ねて自宅を仕事場として整えていった社員の取り組みををご紹介します。

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4月初旬、弊社でも「やむを得ない理由が無い限り、全員在宅勤務するように」という通達が出ました。
その頃、私は感染の拡大により通勤に不安を感じていたため、原則在宅勤務の通達はとても有難かったです。

しかし、いざ長期間の在宅勤務を始めてみると、以下の様な問題が出てきました。

・身体の痛み、疲労感
・自宅PCの使いづらさによる業務効率の低下
・なんとなく集中できない

これらの問題が発生したのは、自宅が「仕事する場所」としては整っていなかったためです。
自宅を仕事場として整えるために、私が取り組んだことについて紹介したいと思います。

■身体の痛み・疲労感への対策
(1) 適切な机・椅子の高さを調べ、調節する
自分の身長を元に、机・椅子の高さを割り出してくれるサイトを参考にしました。
私の場合は適正値よりも机・椅子が高いことが分かりました。しかし机には高さ調節機能が無く、椅子は一番下まで下げても適正値にならない状態だったため、以下の対策をしました。

・机
適正値に近い高さの小さめのテーブルを別に用意。
机本体にはディスプレイを置き、小さめのテーブルにはキーボードとマウスを置くことで、
腕を必要以上に持ち上げることなく操作できるようになりました。
※これから机を購入する予定のある方は、高さ調節機能があるものがおすすめです!

・椅子
スリッパを履く、足元に箱を置くなどして調整しました。

(2) 椅子に低反発クッションを敷く
脚への負担軽減し、かつ血流が悪くなるのを防ぐことで腰痛防止になります。
(某家具メーカーのクッションが社内で評判が良く、日報では複数の社員が購入の報告がありました)

(3) ノートPC・ディスプレイの高さを調節する
ノートPC用にPCスタンドを購入しました。冷却ファン付きのものがおすすめです。
ディスプレイは大きめの書籍を下に重ねて調節しました。

その他、
・靴下の重ね履きやひざ掛けを利用(冷え防止)
・30分~1時間に1回は立って少し歩く
・ストレッチやヨガをする
なども実施しました。


■業務効率低下への対策
会社PCはデスクトップPCかつ23インチのディスプレイでしたが、
自宅の私物PCは12インチのノートPCだったため、機器のサイズ感や使用感に差がありました。
この差が業務効率を低下させていると考え、出来るだけ会社に近い状態に出来るようにしました。

(1) PC周辺機器の購入
・ディスプレイ
当時、ディスプレイが品薄状態で高額になっていたため、代わりにテレビを購入しました。

・マウス、キーボード
ノートPCのトラックパッドが使いづらかったため購入しました。

・Wi-Fi中継器
自室からWi-Fiルーターまで距離があり、Wi-Fiの電波状況が良くなかったため購入しました。

(2) その他工夫
・キー配置の変更
操作する私物PCはMac、リモートで接続するPCはWindowsだったため、
キー配置や入力に差異がありました。
ユーザ辞書機能や、キー配置の割り当てを変更することで使いやすくしています。

・電子レンジを使わない
電子レンジと一般的なWi-Fiの周波数は同じであるため、
電子レンジを動かすことでWi-Fiが利用できなくなる場合があります。
そこで、勤務中は電子レンジを使わないよう家族に協力してもらっています。
(電子レンジとは異なる周波数である5GHzのWi-Fiに対応したルーターの購入も検討しています。)


■集中できる環境づくり
(1) 気温・湿度を適切にする
気温・湿度を測れる時計を置き、適宜確認するようにしています。また、除湿器を設置しました。

(2) 空間に「揺らぎ」を取り入れる
扇風機などの首振り機能で空気を循環させた方が、集中しやすいそうです。

(3) 仕事場所と、食事・休む場所を分ける
メリハリをつけるため、仕事用の部屋では仕事以外のことはしないようにしています。
これにより、部屋では「仕事モード」になり集中しやすくなった気がします。
スペースの問題で難しい場合もあるかと思いますが、「仕事用の椅子では食事をしない」
「リビングやベッドにはPCを持ち込まない」など、仕事スペースとプライベートスペースを
分けるだけでも効果があると思います。

これらの取り組みにより、在宅勤務でも集中して業務を出来るようになりました。

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自宅の仕事場を、オフィスの環境に近づけるための様々な工夫をご紹介しました。
働く環境を快適にしていくことが、仕事の効率アップに繋がるようです。
自宅で在宅勤務をされている方はぜひ参考になさってください!
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