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優しさのZoomランチ

私がe-Janネットワークスに新卒入社して、4カ月目が経とうとしています。
今年の新入社員は、入社早々希有な体験をすることになりました。

それは「在宅勤務」です。
弊社はリモートアクセスツールのITベンダーですので、在宅勤務やテレワークといった働き方に関して、柔軟に、積極的に取り組んできました。しかし、新入社員に4月から6月頭まで毎日在宅勤務を取り入れた例は今までになく、新入社員にとっても人事の方にとっても誠に珍しい経験でした。

そのような状態ですので、周りの方々からは
「不安じゃない?」
「新卒で在宅って大丈夫なの?」
といったお気遣いの言葉をよくおかけ頂きました。
このような言葉は、普段なら毎日出社し先輩方と顔を合わせ、仕事を覚え、顔と名前を覚えもらい、成長していく。というのが今までの新入社員のセオリーだったから出た言葉なのではないでしょうか。

しかし、私はこのような状況に対して一度も否定的な考えを持ったことはありませんでした。毎日大嫌いな満員電車に乗る必要はありませんし、睡眠時間も十分に取れます。先輩に何か質問したいことがあれば、普段なら気を使ってしまい言い出しづらいことも、あまり気にせずにTeamsのチャットで質問し、「お手すきの際にお返事いただければと思います。」という言葉を添えて、返事を待つことができます。もし文字起こしが大変な質問であれば、「ZOOMを繋いで質問したいことがあるのですが、本日お時間10分ほど頂けますでしょうか?」といった文言をTeamsのチャットに投稿すれば反応いただけました。在宅勤務のメリットは、新入社員にもあると思っていました。

このように、私は新入社員が在宅勤務をすることに関して肯定的にとらえていたのですが、とあることを境に、これらの考えが先輩方の気遣いと優しさの上に成り立っていることを知るのでした。



ある日、先輩に「Zoomランチ」に誘われました。4月以降「オンライン飲み会」という言葉が生まれましたが、そのお昼版にあたります。お昼の時間に、昼食を食べながら色々な雑談を行うというものです。
最初は慣れないことで、戸惑いもありましたが、先輩に色々と話しかけて頂き会話を楽しむことができました。1度だけでなく何度かお誘いいただき同じ部署の先輩だけでなく、他部署の先輩方、そして史郎さんと。様々な方とお話しすることできました。
今までは、同じ部署内の人以外顔と名前が一致しない人が多く、また、同じ部署の先輩でもどのような性格なのかわからないことが多く、少々おどおどしながら仕事をしていました。しかし、これを機にリラックスしてコミュニケーションをとることができるようになり、仕事が円滑にできるようになりました。

「Zoomランチ」はいいものだなぁと呑気に考えていたのですが、ある時、私は気が付いたのです。
色々と話しかけて頂いた先輩方、参加していただいた方々がいてこそ成り立つ「Zoomランチ」。
考えてみればTeamsで私の質問にお答え頂けることも、「大変じゃない?」と気にかけてくださることも、すべて先輩方の優しさや気遣いがありました。

私が新入社員として在宅勤務をできていること、そして、在宅勤務を肯定的に考えられていることも先輩方の「優しさ」や「気遣い」があってからこそ、そう思えていたのだと「Zoomランチ」が教えてくれたのでした。


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