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勝手に!?高知龍馬マラソン2021 -破-

高知県で例年開催されている「高知龍馬マラソン」。昨年は高知テクニカルセンター(以下、KTC)のメンバーも参加し、社内も応援で大いに賑わうなど一大イベントでした。 しかし、今年はコロナ禍のため大会は開催中止となり、残念がる空気が社内に漂う中、2月21日、突如としてKTCメンバーから「勝手に高知龍馬マラソン2021」が告知・開催され、イベントは昨年を上回るほど大盛り上がりに終わったのです。

この企画の裏話について、企画者のTさんにエッセイ「勝手に!?高知龍馬マラソン2021」を書いていただきました。今回はその第2弾を公開します!

前回エッセイはこちらから

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高知龍馬マラソン2020に参加して以降、高知龍馬マラソンの虜になったKTC一同は、2021年のエントリーを今か今かを心待ちにしていたが、訪れたのは「中止」の2文字だった。KTCの雑談用チャットルームには、高知龍馬マラソン中止の突然の悲報に接し、悲しみや悲鳴のコメントが溢れかえった。そこに投稿された一つのコメント。

「え、みなさんどうかしたんですか?2/21はひとり高知龍馬マラソンにエントリーしたので、僕一人で勝手に走りますが何か?」

この重たい空気を和ませようと、僕は冗談でこのようにコメントしたのだ。普段なら「はいはい、またTがわけのわからんことを言っている」や「どうぞ、お好きになすって」などと軽くあしらわれるのがオチだ。しかし、この日は違った。KTCの面々から、水を得た魚のように反応が返ってきた。

F氏「承知しました(スクショ)」
A氏「高知テクニカルセンタープロジェクトのチャットで周知してOK?」
Y氏「カレンダー記載済みです」
A氏「ポスター作製済みです」
K氏「僕もエントリーしていいですか?」
(中略)
Y氏「もう逃げられないよ!!(ニヤッ)」
T「…マジか。チクショー!!!」


このように、逃げ道までも塞がれてしまったのだ。なぜこういう時だけKTCは謎の団結力を発揮するのか。しかし、これも一時の盛り上がり。時が経てば、自然と忘れ去られるものだと思っていた。ところが、そうは問屋が卸さなかった。



Y氏「あと丁度、1カ月」

4カ月後、このような投稿と共に、再びあのチャットが動き出した。そしてオリジナルTシャツの制作に入り、A氏とY氏はかつお飯とちくきゅうを持って自転車で伴走することが決まり、K氏も一緒に走ることになったため、「ひとり高知龍馬マラソン」から「勝手に高知龍馬マラソン2021」に名称を変更した。

もう逃げられないと思った僕は、逆に有言実行してやろうとスイッチを切り替えた。あとは練習あるのみ!そこからほぼ毎日走り込んだ。テレワークや出社前、週末、有給休暇の日も惜しまず走り込んだ。やるからには本気でやりきる!!


そして、本番3日前。

Y氏「Tシャツ届いたー!!!!!!」

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注文していた「勝手に龍馬マラソン2021」のTシャツが届いた。期待以上に良い出来にびっくりした。こんな面白いことみんなに共有しない手はない。そうだ、東京からも応援してもらおう!そこで、雑談用チャットルーム「SmallTalk」に「勝手に高知龍馬マラソン2021」のスレッド作成した。Instagramも開設し、ストーリーでランナーが走っている様子を中継することにした。本番を前にして、ワクワクが破裂しそうだった。

そして、いよいよ本番の日を迎えることになった。





(続く)
勝手に!?高知龍馬マラソン2021 -急-

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ライター:高知テクニカルセンター T
高知で製品品質の向上のため、機能の検証業務をしています。KTCのムードメーカーです。


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