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一部祝日が選択制!?「インドの祝日について」

当社にはインドに子会社があります。
今回はその子会社の祝日制度が日本とは異なっていて興味深かったので、ご紹介します。

※今回ご紹介する内容は、当社子会社の一例です。インド国内でも企業によって祝日のポリシーは異なりますので、参考程度にご覧ください。
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みなさんは日本に祝日が何日あるかご存じでしょうか。
内閣府によりますと、年間16日間あるそうです(2025年時点)。
国民の祝日について - 内閣府
日本では、国民の祝日は基本的に全国共通で休日となっており、これは多くの方がご存じの通りですよね。

一方、インドでは祝日の考え方が少し異なります。
インドには、以下の3種類の祝日があるそうです:
•中央政府が定める祝日
•宗教や慣習に配慮した個人選択の祝日
•州政府が定める地域ごとの祝日

インドは広大な国で、面積は日本の約9倍、人口は約10倍。
さらに、多様な宗教が共存しているため、全国共通の祝日だけでなく、宗教や地域に応じた祝日が設けられているのです。
日本の感覚からすると、少し不思議にですよね。

当社のインド子会社では、2025年度の祝日として以下のような制度が採用されています。
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注目すべきは、祝日リストの下部に記載された注釈です:
「年間の祝日は合計12日です。従業員は、必須の10日間と、リストの水色で強調表示された祝日の中から任意の2日間を取得できます。」

祝日が“選択制”というのは、日本ではあまり見られないユニークな制度ですよね。
宗教や文化の多様性を尊重するインドならではの仕組みだと感じ、多様な働き方を受け入れる社会のあり方について、改めて考える機会となりました。