プレスリリース

企業のIT管理者1500人にリモートアクセスツールの利用実態調査を実施
― 約8割の管理者が利用中のツールへ不満を持ち、今後別ツールへの移行を検討 ―

2023年10月19日
e-Janネットワークス株式会社

リモートアクセスサービス「CACHATTO」およびデータレスクライアント「CACHATTO SecureContainer」を提供するe-Janネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本史郎)は、製品導入に関与するIT管理者1,500名を対象に、5分野に大別したリモートアクセスツールの利用実態調査を実施しました。本調査の結果、回答者の約8割が何らかの不満を抱いており、具体的には「セキュリティ」と「通信環境の影響の大きさ」に対しての不満が大きいことがわかりました。さらに、ほぼ半数の回答者が、今後、利用中のリモートアクセスツールを見直す意向であることも判明しています。

企業のIT管理者1500人にリモートアクセスツールの利用実態調査を実施

■調査の背景

近年、企業ではDX推進やハイブリッドワークに向けた環境の整備が進む中で、PCを社外に持ち出すことによる紛失・盗難・情報漏洩リスクや、PCの管理工数の増大が課題となっています。そこで、リモートアクセスサービス「CACHATTO」を20年来提供している当社は、市場の現状と今後の動向を客観的に把握すべく、PC向けリモートアクセスツールを「ファットPC+VPN」、「リモートデスクトップ」、「VDI」、「DaaS」、「データレスクライアント」の5種に大別し、利用実態調査を実施しました。さらに各ツールに感じている現状の不満を明らかにするため、利用時の不満要素をイニシャルコスト、運用コスト、通信環境、セキュリティの4カテゴリに分類して調査をしました。

■調査の結果

5種のPC向けリモートアクセスツールの導入率

PC向けリモートアクセスツールの導入状況は、リモートデスクトップ(67.4%)が最も多く、ファットPC+VPN(61.2%)、VDI(40.4%)、DaaS(40.4%)と続きました。

導入しているリモートアクセスツールのグラフ
約8割の管理者が現状のリモートアクセスツールに不満を持つことが判明

利用するリモートアクセスツールに不満があると答えた人は、全ツール平均で約8割(79.6%)となり、全ツールを通じ、利用中のツールに対して総じて高い不満を抱いていることが判明しました。さらにVDI、DaaSに関しては80%を超え、比較的不満率が高い状況となっています。

IT管理者の自社で利用しているリモートアクセスツールに対する不満率のグラフ

全製品に共通して「セキュリティ」と「通信環境の影響の大きさ」が上位の不満要素に

利用ツールに対する不満要素を尋ねたところ、全ツールで共通して「セキュリティ」と「通信環境の影響の大きさ」が上位にあがりました。一般的にセキュリティが高いツールと認識されているVDIやDaaSを利用している企業においても、他のツールと同等レベルでセキュリティに不満があるとされており、これは仮想環境を標的としたランサムウェアの拡大等が背景にあると推測されます。また、VDI、DaaS、ファットPC+VPNは通信環境の品質やアクセス集中が利用ユーザーの不満に直結すること、テレワーク/ハイブリッドワークを通じ普及したWEB会議等のクラウドサービス利用もアクセスネットワーク帯域を圧迫することから、ユーザビリティ面においても他よりやや不満が高い傾向が見られました。さらに、ファットPC+VPNでは利用端末にデータが残留することや、VPNの接続ポイントが攻撃のリスクに晒されることからセキュリティへの不満が他のツールよりも高い結果となっています。


約半数の48.5%の管理者が今後「利用ツールを見直す」と回答。リモートアクセス環境の改善に取り組み続けるIT管理者の姿が垣間見える結果に

今後の利用方針について、全体のほぼ半数にあたる48.5%の管理者が他のツールへの移行を念頭とした見直しの予定があると回答しています。昨今のトレンドを織り込みつつ、課題解決のために改善に取り組むIT管理者の意向が伺われました。また、予定なし、と回答したIT管理者も利用中ツールの更新や増強または他社同種製品への移行を検討しています。

リモートアクセスツールの今後の見直しの意向を示したグラフ

■総論

今回の調査の結果、IT管理者は現在利用しているリモートアクセス製品に少なくない不満や不安を抱えており、今後、IT管理者の喫緊の課題であるWindows 11導入へのPCの更新とあわせて、社内外で安全にPCを利用できる環境を整備するのではないかと予測されます。これからのPC環境には、高水準なセキュリティを維持しながらの社内外の利用を前提とし、かつIT管理者の運用工数の負荷やコストを低減しながら、従業員がパフォーマンスを発揮できる環境が求められています。

■調査概要

  • 実施期間
    2023年7月14日~2023年7月19日
  • 対象
    ファットPC+VPN、リモートデスクトップ、VDI、DaaS、データレスクライアントのいずれかの導入に関与するIT管理者
  • 対象企業規模
    業種を限定せず、従業員数100名以上の中堅企業~10,000名以上のエンタープライズ企業まで
  • 回答数
    1,500件
  • 調査方法
    インターネット調査
  • 調査機関
    株式会社クロス・マーケティング

■CACHATTOについて

2023年10月時点で国内1,600社80万人を超えるユーザーが利用する法人向けリモートアクセスサービスです。「端末にデータを残さない」という特長により、金融業界や自治体・官公庁などの業種でも、テレワークにおけるセキュリティリスクを最小限に抑えられることが決め手となり、「スマートデバイス用リモートアクセスツール」市場および「セキュア・ゲートウェイ/ブラウザ」市場において12年連続トップシェアを占めています。
製品サイト:https://www.cachatto.jp/

■CACHATTO SecureContainerについて

CACHATTO SecureContainer は次世代型VPN機能を搭載したデータレスクライアントサービスです。PC上に生成する隔離業務領域でのデータ保護と業務終了時の隔離業務領域削除により、端末からの情報漏洩を防止します。標準装備の非公開型VPN機能で社内ネットワーク環境に隔離業務領域からのみ自動接続され、社外からも社内同様の業務を快適に行えます。
製品サイト:https://www.cachatto.jp/csc/

■e-Janネットワークス株式会社について

e-Janネットワークス株式会社は、2000年3月に設立以来、『テレワークにセキュリティを』を標榜し、テレワークプラットフォームCACHATTOおよび関連製品の企画・開発・販売・運営を中心として事業を展開しています。

<会社情報>
  • 代表者名:代表取締役 坂本 史郎
  • 従業員数:130名 (2023年4月1日現在、パートタイム従業員含む)
  • URL:https://www.e-jan.co.jp/
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