e-Janネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本 史郎/以下、e-Janネットワークス)は、法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO®」(以下、CACHATTO)のNotes/Domino※1(以下、Notes)連携機能を大幅に強化した新バージョン「CACHATTO V5.2 R1」をリリースした事を発表いたします。
CACHATTOは、本年10月現在570社18万ユーザーにご利用いただいており、スマートフォンの普及を背景としたBYOD (Bring Your Own Device:私物端末の業務利用) への関心の高まりもあり、その導入ペースはさらに加速しています。
CACHATTOのご導入会社様でNotesユーザーは約4割を占めており、CACHATTOのNotes連携機能強化に対して多くのご要望が寄せられていました。それらのご要望を踏まえe-Janネットワークスでは下記のNotes連携機能を強化した新バージョンをリリースいたしました。
[1] Notesリッチテキスト形式メール対応 (画面イメージ参照)
リッチテキスト形式での表示対応により図表、写真、文字色などの再現が可能となり、従来のプレーンテキスト表示に比べ、スマートデバイス、PC用CACHATTO SecureBrowserでの視認性・再現性が大幅に向上しました。
[2] Notes文書リンク対応
従来はメール内のNotes文書リンクからリンク先のNotes文書の参照はできませんでしたが、今回の機能強化により、メール内から文書リンクをクリックするだけで社内告知などの掲示板や決裁などのワークフロー閲覧が可能になりました。※2
[3] ドミノクラスタシステム対応
Dominoサーバーが冗長化されているドミノクラスタ環境下において、CACHATTOはDominoサーバーとの通信障害を検知すると自動的にセカンダリサーバーへの接続に切り換えます。この対応により、一層の安定運用が可能となります。
[4] カレンダー表示高速化
従来、NotesのメールDBサイズが比較的大きい環境下ではカレンダー表示に時間を要していました。今般、取得ロジックの改善により、カレンダー表示に要する時間を従来の1/3※3に短縮し、大幅な高速化を実現しました。
今般の機能強化により、CACHATTOのNotes連携時のユーザーエクスペリエンスは大幅に向上するため、既存のお客様でのご利用満足度の向上と共に、新規ご導入をご検討のお客様にとってもCACHATTOを選択する大きなファクターになるとe-Janネットワークスでは期待しています。
e-Janネットワークスは今後もCACHATTOのNotes連携機能強化を継続するとともに、Microsoft Exchangeをはじめ各種グループウェア、クラウドとの連携においても機能充実に取り組み、企業・官公庁の「スマートデバイス活用によるワークスタイル変革」のインフラとして、今後一年間で国内企業200社、50,000ユーザーの新規導入を見込んでいます。
CACHATTO新バージョンリリースにあたり、販売パートナーであるリコージャパン株式会社様よりエンドースメントを頂きましたので以下にご紹介させていただきす。
リコージャパン株式会社は「CACHATTO」の新バージョン(V5.2 R1)リリースを歓迎いたします。当社は、ワークスタイル変革の実践として、約5、000人の営業マンがCACHATTOを利用し、モバイルワーク(外出先でのNotesメール活用、タブレットからのSFA活用)を行っています。今回リリースされた新バーション(V5.2 R1)では、Notesとスマートデバイスの連携機能が強化され、更なる生産性の向上につながることを確信しております。また実践で得られたノウハウをお客様の提案に活かしてまいります。
ドキュメントソリューションをベースとした、リコーのデジタル複合機、プリンター、ネットワーク関連商品、消耗品の販売などをトータルでご提供いたします。リコー製品のみならず、各社パソコンやサーバを絡めたICTソリューションのご提案が可能です。
CACHATTO V5.2 R1におけるNotesリッチテキスト形式メール対応
<Notesメール参照画面イメージ (CACHATTO SecureBrowser for iOS)>
<参考:PCのNotesクライアントでの同一メール表示画面>